秋も深まり、私立中学の受験スケジュールがせまった中、
いち早く盈進中学校のドリーム入試がありました。
算数と国語の模擬試験として設けられており、盈進中学の専願受験を希望する生徒は基準を満たすと内定が通知されます。
学科試験の点数のみでパイオニアコース、チャレンジャーコースと希望のコースで、それぞれ一定人数の内定が出されます。
カテキョーではドリーム入試対策の指導をして臨んでいます。
すでに9日には郵送でお知らせが届いたと保護者の方よりご報告が入りました。
本試験に向けて希望者には理科社会の対策も強化して、生徒に合わせた個別指導をしていく予定です。
1月の盈進中学本試験を前に2024年ドリーム入試の傾向を書き留めています。
ご参考程度に読み進めください。
算数は大問1,2ともにシンプルで解きやすい問題だったかと思います。
計算は割り算をかけ算に直す、小数は分数に直すことを繰り返して演習しておくことで、早く正確に解けるようにします。
分配法、通分を使うことで計算を簡単にし、四則演算の順番を逆にも考える確かめ算ができることも練習です。
消去算、旅人算などの特殊算を初見で解くと時間をかけてしまうので、さまざまな問題に触れて頭を柔らかくしておくことが大切です。
大問3の図形面積の問題もこれまでの演習で数多くこなしておけば、発想の引き出しも増えます。
ここまでの基本的な問題を落ち着いて計算ミスをしないように指導しています。
大問4は理科要素であるアルキメデスの原理を理解してないとハードルの高い問題でした。
生活の中で湯船に浸かったときに、自分の体積分の水位が上がるという思考が問題に生かされれば前半は解くことができます。
後半のグラフを読み取り速さと時間を求める問いは、物理要素の問題を解いたことがないと今回で1番難しかったポイントかと思います。
続いての大問5は点字を題材にした規則性の問題を読み込まなければならないので一見、難しく感じたかもしれません。
大問4で時間を取りすぎないこと、気持ちを切り替えて臨むことも大切になります。
こちらはプログラミングのアルゴリズムの発想があればシンプルな問いで、興味を持って丁寧に考えれば知識がなくてもパズルのように解ける問題でした。
文章を読みこんで考察する力が問われたかと思います。
全てをパーフェクトに答えようとしなくとも、わからない問題はとばして、問題を読み進めましょう。
大問ごとに前半は簡単に解ける問題もあります。
計算を見直し、取れる問題を確実に解くことが、まずはチャレンジャーコースへの内定への足がかりかと思います。
本番は予想してなかった問題を前に緊張したり、周りの環境が違うことでを充分にパフォーマンスを発揮できないこともあるかと思います。
中学受験は初めての大きなチャレンジとなる場合がほとんどです。
カテキョーでは生徒に寄り添った指導ができるよう努めています。
国語につきましては次回の更新に続きます。